難治性の皮膚病へのニキビ治療に使われる光線療法
ニキビ治療に用いられる光線療法は、ニキビがある部分に光線を当てて
治療する方法です。
従来の内服薬や外用薬での治療で効果が見られない方が用いることがあります。
光線療法で使われる光線は紫外線で、UVDと呼ばれる光を用いるのが従来型の
方法です。
現在では、ナローバンドUVDと呼ばれるより狭い波長の紫外線を用いた機械が
存在していて、従来型よりも効果があると言われています。
ただし、従来型に比べて機械が大型になってしまうため、何処でも導入
できるわけではありません。
大学病院や総合病院などの大きな病院で導入されている傾向にあります。
さらに最近では、エキシマライトというUVDが同じような効果があり、
機器も小型化できるとして、小さなクリニックでもこれを照射できる
機械が導入されるようになっています。
難治性の皮膚病に効果があることもありますので、なかなかニキビ治療を
受けても治らないという方は検討してみると良いでしょう。
有効成分を肌深くまでとどけるイオン超音波導入
イオン超音波導入という方法でニキビ治療を受けられる病院もあります。
これは、ニキビ治療に効果のある成分を、皮膚の真皮層まで到達させる方法で
行う治療方法です。
従来はイオン導入と超音波導入は別の方法でしたが、イオン超音波導入は
両方の技術を合わせてより効果を出しやすくしたものです。
従来はイオン化されていないものは届きませんでしたが、こちらの機器を
用いれば、それも真皮層前届けることができ、約2分で到達します。
保険適用ではないため、通常のニキビ治療よりはお金がかかってしまいますが、
より綺麗になりたい方は、一つの選択肢として検討してみてはどうでしょうか。
一般の皮膚科では導入していないかもしれませんが、美容クリニックでは
導入していることが多いです。
美容クリニックのホームページでは具体的な施術と料金について掲載しており、
この機器を使った治療をやっているかどうかは調べればわかりますので、
近隣のクリニックの情報を調べて下さい。