知らず知らずのうちに発症していることの多い背中にきび、
その原因は毛穴の汚れや皮膚状態の悪化が考えられます。
一般的に背中ニキビは毛穴部分の炎症によって引き起こされていますが、
実は中にはある病気が隠されている可能性があります。
その病名とはマラセチア毛包炎というものです。
マラセチア菌というカビの一種が毛穴の奥に入り込み、
そこで増殖を繰り返すことによって症状が現れていきます。
アラセチア菌は肌に普段から存在するものですが、
それが毛穴の奥に入り込んでしまうと、毛穴から分泌される
皮脂を取り込み、肌にとって刺激物となる成分に分解していきます。
それによって背中にきびと同じような症状をひきおこしてしまうのです。
基本的に、このアラセチア毛包炎は専門医の治療を受けなければ治すことができません。
さらに、背中にきびとの見極めが難しいという特徴もあるので、気になる症状がある場合には早め早めの診察が必要になってくるのです。
自宅でできるお勧めのニキビケア5選
ニキビのケアと言ってもやり方がたくさんあります。
何をしたらいいのか分からない場合は、まずおすすめの方法から
試していくといいでしょう。
一つ目は洗顔やスキンケアです。
洗顔料やスキンケア用のコスメにはニキビ治療向けのものもありますので、
一度治療中は切り替えてみるといいでしょう。
二つ目は食事の摂り方に気を配る事です。
油っぽいものを極力控え、スナック菓子なども減らしていきましょう。
三つ目はストレスを軽減することです。
ストレスは特に美容にも健康にも大敵ですから、リラックスをしたり
早めに睡眠を取るようにも心がけることは重要です。
そして四つ目は睡眠です。
ゴールデンタイムと呼ばれる夜10時から2時の間には就寝するようにしてみましょう。
最後の五つ目はとにかく触らないようにすることです。
ニキビが出来たら無意識に触りたくなりますが、手の雑菌がつくのでやめましょう。また、潰すのも悪化させたり跡を作るだけなので厳禁です。
上記の方法を試してもニキビの改善が見られない場合は、
最後の手段として皮膚科など病院に行くのも効果があります。
しっかりと根本から治すためには、医療機関で診てもらうことも
おすすめの対処方法です。